2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
依頼者の方の周りで男の子が4人も生まれたと・・・おめでとうございます 季節は早いですが 赤ちゃんの無事成長されることを祈りつつ描きました 初節句の片隅にでも置いていただければと願っています 色紙大
投稿の軸になれなかった鬼のその後 紙表具ですが三十数年前に 自分の軸というものを初めて手にしました 師匠は絵を選んで かなが書けない私の為に 落款までいれてくださいました 当時 この絵の良さに少しも気づかなかった私でしたが 大津絵に対する初心を思…
法事のお供養の添えにと 「立華」を描きました 今迄 仏画をもらって頂いていましたが 仏前の供花に始まる「立華」はいかがと思い 久しぶりに白椿を描いてみました 小ぶりのアクリル額に入れてみると それなりに格好がつきました 喜んでいただけると信じて お…
鎮西(ちんぜい)八郎為朝とも称された 源(みなもとの)為朝 強弓自慢の武者 2m以上の身長で 左手が右手より12cmも長いと伝えられている 今 テニス全豪オープンで錦織圭(にしこりけい)選手 ベスト8入り 素晴らしい!! エアーケイも抑え気味に 粘り強くラリー…
藤娘も図の種類が多い絵のひとつ この図はバランスがとりやすいので 実演向きだと思います 2007年1月の個展で実演 サイズはたて180cm×よこ100cm 来場された方に興味を持続して頂く為に 話しながら30分前後で仕上げます 10年間で8回個展 一番…
「豆まき」や「恵方巻き」に押されている感があるの行事 幼き頃 といえば 柊に焼いた鰯(いわし)の頭を刺し玄関へ飾りました 「恵方巻き」なんて知らなかった 柊は鬼の目を突き刺し 焼いた鰯の煙と臭いで鬼は逃げ出すと聞いています 図の鼠は得意になって鬼を…
今年の書初めです 十日(とおか)恵比寿には間に合いませんでしたが 明日は二十日(はつか)恵比寿 波は薄墨か灰色がベスト 図の波色は青色発色の灰色を使用 年始から手落ちです 七福神の一 福徳・商売の神と信仰され「えべっさん」と親しまれた呼称を持ちます …
今日はさまざまな想いを持ち 祈る人々が多いでしょう 1.17 忘れてはならない日 そして去年の3.11も忘れられない日 多くの人々の大切な日に何を投稿しようかと考えました この絵は30年程前無謀にも仏画をと深く考えず描きました 軸に仕立てる前に 師…
大津絵十種の仲間です 図柄の多い画題のひとつ 猿知恵の愚かさを風刺しています 【道歌】瓢箪に似たる思案の猿知恵で いつ本心の鯰おさえむ
3分割投稿の全体画です 相変わらず下手な撮影で申し訳ありません 大津絵十種の基本といえば下記と承知ですが なにせひとつひとつの図の種類が多い鷹匠・座頭・雷公・矢の根・長頭翁・瓢箪鯰・槍もち奴・釣鐘弁慶> 十種の図の選び方 並べ方は自己流 自己満足…
3分割の最後 左から雷の太鼓釣り・外法と大黒の梯子剃り・鷹匠 墨で描く太鼓はコブを生かし 黄土で描きました これお気に入りです 大津絵十種と板画面との孤軍奮闘は 楽しんでいただけたでしょうか? 依頼主の方に喜んでいただけたことは今も覚えています(…
板画3分割の真ん中です 左から座頭・藤娘・瓢箪鯰の図 と 芭蕉の句【大津絵の筆のはじめは何佛】 この場面の座頭前のコブは生かせませんでしたが 藤娘の足元と 瓢箪上部のコブはちょっといい感じに納まったと思っています 今朝もお供えのお餅を頂きました …
大津絵十種を古い板に描いています 左からの三分の一です 槍もち奴・鬼の寒念佛・釣鐘弁慶・矢の根の4図 この図の見所は弁慶の釣鐘 大きな凹みの取り入れ方でしょうか 次回もお楽しみに
今年の年賀状に採り入れた図 《春よ来い》の想いです 積雪ありの今朝 いつもの生活に戻りつつあります 寒さの中 早くも春を待ち焦がれています 節電の思いが分かっていても ついついコタツにしがみついています もっと厳しい日々を送られている方達もおられ…
前回と同じ画題『春駒』ですが 今回は馬 『神馬(しんめ)』と題する事もあるとは 春の野辺に放ち飼いにした馬とあります 後拾遺(ごしゅうい)和歌集より一句 『立ち放れ沢辺になるる春駒は おのが影をや友と見るらむ』 図中より 【あれぬれば縄たつ駒をいかに…
あけましておめでとうございます 新年の季語でもあるですとは 門付け芸のひとつ 正月に各戸を回り 馬の首の形をしたものを持ったり それにまたがって歌い踊るもの または芸人 とあります 元日であっても昨日の続き 穏やかな日々が待っていますように願います…