武者絵
5月の節句にふさわしい絵です 『鍾馗』は神様であり 信仰の対象 そして魔除け 守り神として浸透していたのですね 恥ずかしながら「神様」との認識を今更ながらですが確認いたしました 武者のイメージが強かったようです 上に伸びた髭は難関でしたが 衣装の薄…
「牛若丸と天狗」とくれば 鞍馬の天狗に育てられた牛若丸ですね 牛若丸(義経)を強くしたのは 鞍馬の地でしょうか 絵としては牛若丸の顔が丸くて 面長の顔立ちが理想で あと天狗の鼻がもう少し細いとGOODなのです 四代目松山氏はこの絵に『雨洗風磨』と禅から…
三井寺の釣り鐘を比叡山に持ち帰ろうとする弁慶の図 弁慶といえば七つ道具を背にした勇ましい姿を想像していました この弁慶は力自慢の荒法師姿です 若かりし頃の弁慶でしょうね! 【俳句】 弁慶が 悪さで時が 知れぬなり
武者絵は久しぶりでした この絵は源為朝 平安時代末期にいたとされる強弓自慢のひとり もうひとりの強弓自慢は「矢の根」の曽我五郎 鎌倉時代初期にいたようです 源為朝と曽我五郎は出会えなかったのですね 「為朝」と「矢の根」は 大津絵十種にお互い入れ替…
『御伽草子』などで知られる 丹波の国大江山での酒吞童子討伐後の源頼光(みなもとのよりみつ)を大津絵として描いたようです 酒吞童子の首だけが帰る頼光を追いかけてきた様子だと思われます 諸説あるようですが 酒吞童子の怨念はすさまじいものです
6枚目は 歌舞伎でおなじみの「矢の根」 矢の根とは やじりのことです 曾我五郎がやじりを研いでいるところですが もっと勇ましい顔立ちに描きたいと思っています
やっぱり金太郎なら この絵がお気に入りです 童謡唱歌を思い出しています この絵には2番の歌詞がピッタリでしょうか 🎶足柄山の山奥で けだもの集めて相撲のけいこ ハッケヨイヨイ ノコッタ ハッケヨイヨイ ノコッタ🎶
金時=坂田金時 金太郎は幼名です この絵の存在は知っていましたが クマを持ち上げる金太郎の絵の方を好んで描いていましたから 苦手といえば苦手です 上下の物体は苔むした岩を表しています 金時の力強さが届けられましたでしょうか 端午の節句の出番待ちで…
源頼光(みなもとのよりみつ)が坂田金時らと共に大江山の酒吞童子退治に出かけました この絵はその帰り道の様子を大津絵師ならではの解釈で描いたようです 酒吞童子退治=鬼退治の物語になっています 鬼と聞けば大津絵師の得意とするところだったのでしょうね…
いろはカルタは最終になりました 『ん』が『京』となるのが いろはカルタ の常なのですね 牛若丸が五条の橋の擬宝珠の上に立ち 弁慶相手の勝利のポーズでしょうか 文字については 変体仮名にしたらとも思いましたが 100%伝えられることを願い投稿の文字…
金時(きんとき)とは 源頼光の四天王の一人坂田金時のこと 幼名は金太郎 昔話や童話に出てくる一場面は 熊と相撲をとるほど仲良しなのです いつ見ても元気が出る絵だと思います
いろはカルタも前半が終わり これから後半の24枚が続きます 為朝とは源為朝(みなもとのためとも)です 偉丈夫(いじょうぶ)な武者で強弓自慢 大津絵十種に数えられることもあります 大津絵十種は 「藤娘」「鬼の寒念佛」「雷の太鼓釣り」「瓢箪鯰」「座頭」…
最近まで『うたた寝の五郎・・・・』の意味を理解しようともしていませんでした 歌舞伎の「矢の根」を知っていたら なんでもないことなのです 自分の勉強不足を反省して この句を作ってくださった方をリスペクト 歌舞伎「矢の根」は 矢の根=やじりを研ぐ曽…
源頼光(みなもとのよりみつ)ですが 「らいこう」と読むのに慣れてしまっています 大江山の鬼退治で有名です 京都で大暴れしていた酒呑童子が棲家としていたのが大江山 そこへ酒呑童子(=鬼)を打ち取りに行き その帰りの姿のようです この絵のお気に入りは 鬼…
長刀弁慶は何種類かあり その外に山乗り弁慶 釣鐘弁慶と様々な弁慶があります この絵を選んだ理由は 教室での出番が少ないことと静かな表情の中に闘志を感じられるからです 陸奥の国 今の岩手県の「衣川(ころもがわ)の戦い」での 弁慶の立ち往生を思い浮かば…
久し振りに教室に出席しました 画題の複雑さもあり 二時間余りの集中は正直疲れました しっかり二枚を完成出来たことは嬉しかったのです 弁慶の頑張る姿が少しは描けたと思います 私の絵を描く体力や集中は二時間が限度でしょうか 元気を出しましょう(^O^)/
裏打ちしたままの状態で二十数年箱に入っていました ようやく日の目を見ることになり こちらも思い出に浸っています 以前の書きぶりを羨ましく思っている私がいます ひたすら大津絵を描くことに一生懸命だったようです 過去の絵に元気づけられています ファ…
二カ月ぶりの教室です 久しぶりに集中できました 「矢の根」とは 矢先のやじりのことですが この絵の場合は歌舞伎でお馴染みの演目を表しています 父の仇を討つために砥石で矢の根を研ぐ曽我五郎の姿 「矢の根五郎」なのです お顔がすこし大きかったかなと思…
強弓自慢の源為朝(みなもとのためとも)です 鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろうためとも)とも呼ばれています 乱暴者だったらしく 波乱の人生をおくったようです 強靭な肉体に強靭な意志を持っていたと思われます 武者絵の中でも好みの絵なのです
5月です 暑い 暑すぎませんか 日差しが強い日が続きます このまま梅雨さえ通り越してしまいそうな勢いです 穏やかに季節を感じることなく日々が過ぎ去って……… 心静かに STAY HOME をもう少し [道歌] 賎の男(しずのお)の仕業(しわざ)知れとや ことよ…
七つ道具を携えて 勇ましい弁慶の姿です 鎌(かま) 刺股(さすまた) 熊手(くまで) 槌(つち) 鋸(のこぎり) 鉞(まさかり) そして 長刀(なぎなた) の七種類です 太刀や小太刀は七つ道具には入らないようです それにしても 戦うには重いでしょう 弁慶の力の凄さが…
会員の作品展が始まります 大津絵松楓(しようふう)の会作品展です 会場 びわこ大津館 5月6日~12日 10:00~16:00 6日は13:00より 12日は14:00まで ささやかな作品展ですが 琵琶湖畔に旅されようとお思いの方は是非ご来場ください…
長い間 「たかしょう」と思っていました 正式には 「たかじょう」なのです 現代の鷹匠さんたちには とても失礼いたしました お許しください そして 素手で鷹をささえることもないでしょうね ツッコミどころ満載ですね 大目に見ていただきたく思います
「鍋持ち弁慶」だと思っていたら 「汁鍋弁慶」との訂正 どちらでも良いではないかと思ってしまいました いずれにしても 珍しい画題に楽しんでいます 少々踏ん張り足りない弁慶ですが 可愛いでしょう(*'▽')
源頼光が大江山の酒呑童子を退治して帰ってくる伝説の図です 酒呑童子の頭が頼光を追いかけてきました そしてどうなったのでしょう 迫力に欠ける図になってしまい申し訳ありません 力漲(みなぎ)る風情に仕上げたかったのですがm(__)m
しばらくの間休んでおりました ご機嫌いかがでしょうか 先月投稿予定の大津絵です あまり馴染みのない絵ですね こちらも何年に一度 出会うか出会わないかというところです 鹿狩りの図に見えたら 良しとしていただきたく思います
ノルマの4枚 今回は時間ぎりぎりでした 色数が多いとチョット苦戦 矢の根とは 矢の先の矢じりのことです 絵は武者が矢じりを研(と)ぐ姿 手元は砥石(といし)です 刀の鞘(さや)が勢いよく曲がりすぎて気になります いつものように軽〜くスルーお願い致します
おひさしぶりの教室でした 「釣鐘弁慶」先生の創作です 3色の墨色にチョット手こずりました 難点もありますが 及第点はいただけるかと思い投稿いたしました 枚数を描いていると 夢中になる自分が居て 心地よい疲れへと向かいます 描き終わると 何とも言えな…
大津絵教室に出席しました 画題は 一寸法師 先生の創作です (^^♪ お椀の船に 箸の櫂 に 見えるでしょうか? 創作は色出しに慌てます 2枚完成 1枚未完成 残念です 紙のしわはごめんなさい昨日はあまりにもいい天気 朝の寒さは置いておいて 秋晴れでした 今…
お盆行事も無事に終わり 昨日 教室に出席しました 出かけようとしたとき 雷と暴風雨で 台風の時より怖くて出発できませんでした 少し明るくなりつつなった時 思い切って出発( `ー´)ノ 1時間遅れで 教室に到着 なんとか1枚だけ完成させました しんど!! …