2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/女虚無僧

『ふ』 笛の音や 笠の 内こそ 気にかかり 虚無僧とは 世捨て人のような人と解釈しています でも 何で糧を得ていたのでしょう 今昔にかかわらず 生活は困難でしょうに 変なことに引っかかって 考えてしまいました あ〜あダメダメ しんどい時はスルーいたしま…

大津絵/槍持ち奴

『け』 毛槍ふる 奴のあごの 無精ひげ 槍持ち奴 私はこの絵が好みです お疲れ気味の奴さん 少しお年を召しておられるような気がして 大津絵の中でも珍しく 現代人に「いるいる」のお顔です そう思うのは私だけでしょうか(;^ω^)梅雨らしくない毎日 季節はいつ…

大津絵/町奴

『ま』 町奴 肩を いからせ 不幸者 この句には いささか異議あり 町奴の印象がよくありません 威張っている姿で 自分を守っていたのでしょうから この町奴は 可愛く描きすぎました も少しりりしくすれば良かったのです 反省しております('◇')ゞ

大津絵/船頭

『や』 矢橋まで 船頭 風が 気にかかり 矢橋(やばせ)と 読んでいいのですね 現在も 何気に やばせ と読んでいます やばし じゃないのです[道歌] 船と水 仲よくてこそ 世は渡れ 心のあらき なみ風ぞうき この歌の理解度は ぼんやりです ごめんなさいようやく…

大津絵/三尊佛<さんぞんぶつ>

『く』 雲にのり 三尊来迎(さんぞんらいごう) 免罪符(めんざいふ) 免罪とは罪を許すこと 代償 符とは証言 行為 私ののイメージは違っていました 水戸黄門の印籠のような効果を思っていました とんでもないこと 中央の阿弥陀如来 脇侍(わきじ)に観音菩薩 勢至…