仏画

大津絵/鍾馗(しょうき)

5月の節句にふさわしい絵です 『鍾馗』は神様であり 信仰の対象 そして魔除け 守り神として浸透していたのですね 恥ずかしながら「神様」との認識を今更ながらですが確認いたしました 武者のイメージが強かったようです 上に伸びた髭は難関でしたが 衣装の薄…

大津絵/大黒

8枚目は大黒様です のびのびと描かれていて 我ながら満足の自画自賛(^^;) ツッコミどころもおありでしょうがそこはいつものスルーでお願いいたします<m(__)m></m(__)m>

大津絵/恵比寿(えびす)

11月と12月の会の展示用に 9枚を裏打ちしました 展示できるのは5枚 2枚は決めていますが 9枚の内で選ぶのは3枚です これから9枚を投稿していきます 1枚目の「恵比寿」は 四代目高橋松山氏創作画です 今回の中で一番のお気に入りです 裏打ちの力で…

大津絵/塔(仏塔)

盆月にふさわしい大津絵だと思います 大津絵では珍しく 建物の絵です お釈迦様の遺骨を納められている五重の塔 仏様を描くのも心が落ち着きますが 何故かこの塔を描いている途中にも心休まる思いが感じられてスッキリした時間を過ごしました 【道歌】安置す…

大津絵/千手観音

暑さがMax? いいえ まだまだこれでは済まないような毎日の暑さ ひたすら耐えるしかありません 気持ちに涼しさをと 探してみました 20数年前の作品です 会の作品展とストリートギャラリーに展示しました ベージュ色の地模様額を手に入れてから 少し考えて 「…

大津絵/恵比寿(えびす)

またもや初見です 初見大好き ワクワクします 四代目松山氏の創作です 手本に比べ 相変わらずお顔の大きいことはお許し願います どんな絵でも楽しく描ける今の状態が続けられればと願っています 朱色の鯛のインパクトが強く 久しぶりにスカッとしました 【道…

大津絵/大黒

大黒天(だいこくてん)と呼ばれ 仏像の位にある 上から 如来 菩薩 明王 天 というピラミッド型内におられます 天は 如来 菩薩の領域と人間との中間に位置する存在ですから 人々に近しく親しみやすさを感じる仏様の一人なのだと思います 今回の絵は いつもより…

大津絵/大日如来

真言密教の本尊の大日如来 宇宙そのものをあらわすと言われています この絵は智拳印の印を結ぶ金剛界の大日如来です 胎蔵界の大日如来は法界定印の印を結んでいます 教室の時間内に懸命に二枚描き上げました ツッコミどころもおありでしょうが懸命さに免じて…

大津絵/弘法大師・いろはカルタ『ゑ』

弘法大師とは空海の諡号(しごう)です 諡号という言葉を初めて知りました 絵姿をかかげ上達願うなり さて何の上達を願いましょう 今の私なら大津絵の上達でしょうね でも今更ながらですが料理の上達を願いたいと思っているこの頃なのです 私は料理も苦手です …

大津絵/天神・いろはカルタ『し』

「天神」は ご存じのように 菅原道真公のことです 天皇に仕えていましたが 謀反を計画したとして 大宰府へ左遷され現地で没する 死後は怨霊と化したようですが 天満天神として信仰の対象となる 現在は 学門の神 受験の神として親しまれています 『いろはカル…

大津絵/阿弥陀仏・いろはカルタ『み』

大津絵の始まりは仏画であり仏師と聞いています それだからというわけでもありませんが 仏画を描くときはいつも以上に緊張します でもその緊張感がたまらなく快感に変わっていくのです 阿弥陀仏の光背の上部を円形にしているのは 私の勝手ですから真似はお勧…

大津絵/雨宝童子・いろはカルタ『あ』

「いろはカルタ」は あと12枚で投稿終了です もう少しお付き合いください 『雨宝童子』の句 天が下……… の 下の読み方を した? もと? 初めは迷っていました 調べてみると [あまがもと] と理解できました 迷っていたのは私だけだったのでしょうね 『雨宝童…

大津絵/阿弥陀三尊来迎図・いろはカルタ『く』

阿弥陀如来が二菩薩を伴う図です 左は合掌する勢至(せいし)菩薩 右は蓮台を持つ観音菩薩 阿弥陀如来の印相は『来迎印』で 人びとを極楽浄土に導く様子を表しています 大津絵のはじまりは仏画ですから 仏画に対して気持ちを入れてしまうことがあります 描き終…

大津絵/千手観音菩薩

今日は主人の祥月命日 恒例の『千手観音菩薩』を投稿します 9年経ちましたが主人のいない生活は寂しいものです でも少しずつ慣れていく私に申し訳なさを感じています 大津絵に対して一番の理解者が主人でした 大津絵=主人なのです 今 細々とでも大津絵を続…

大津絵/外法と大黒の梯子剃り・いろはカルタ『そ』

外法(げほう)とは 長頭翁であり 福禄寿(寿老人は元々福禄寿と同一のものといわれる)と見てもいいと思います 長い頭に梯子をかけて毛を剃っている大黒様 裸で一生懸命な姿です ほほえましい雰囲気で思わずこちらが笑顔になります 大津絵十種にも入る人気の絵…

大津絵/千手観音菩薩・いろはカルタ『れ』

仏画の中で「法蔵菩薩」の次に好きな絵です 錫杖(しゃくじょう)が手から蓮台まで通って描けたときはご機嫌です 全体を見て左右対称の雰囲気は 仏画によくあります 朱の光背(こうはい)を描く時は気合いです 仏画を描くと気持ちがやさしくなったように思ってし…

大津絵/恵比寿・いろはカルタ『に』

大黒様と恵比寿様は ご存知の通り「七福神」のお仲間です しかし恵比寿様は唯一日本の神様だと聞いています 烏帽子(えぼし)姿に釣り上げた鯛を抱え 満面の笑みの恵比寿様は 商売の神 福の神 身近で親しみやすい神様です 先日『チコちゃんに叱られる』で 七福…

大津絵/大黒・いろはカルタ『ろ』

大黒様です もともとインドの暗黒の神と聞いています それが仏教の守護神となり いつしか台所の神となっています 七福神の仲間にも入り 今や福の神 頭に大黒帽子 大きな袋を背負い 打出の小槌を持ち 米俵の上に立つ姿がとても身近な神様だと思います 句は欲…

大津絵/千手観音

主人の命日の投稿です 八年間この日の投稿は決めています 何度見ても 良い表情の仏様と自負しています 大好きな絵なのです 依頼されての絵なので 写真のみで出会えます 今 千手観音を描ける自信はありません 主人に恥じない毎日が送れているか自問自答する今…

大津絵/青面金剛(しょうめんこんごう)

去年11月の教室での画題「青面金剛」 遅くなりましたが投稿忘れです 仏画を必死で描き上げた跡がうかがえます 先生のペースについていくこと そして仏画を2枚仕上げようと少し欲張りだったでしょうか この絵の中で鶏をスムーズに描けたことが良かったこと…

大津絵/位牌(いはい)

大津絵の中でも珍しい絵を見つけました これも二十数年前の箱入りの絵です 「位牌」の絵があまり好まれていないのか描く機会がありませんでした この絵は一度だけ展示されました 会のみんなで手分けして出来るだけ多くの大津絵を描いて観ていただこうという…

大津絵/青面金剛(しょうめんこんごう)

青面金剛は日本仏教の信仰対象の一つです 青面金剛明王とも呼ばれています 中国の道教思想に由来し 民間信仰である庚申(こうしん)信仰 庚申講の本尊として知られています 教室で習い 夜 色紙に描いてみました 少しおとなしいお姿になりました 教室での絵の勢…

大津絵/大黒天&外法と大黒の梯子剃り

左はお馴染みの大黒様です 米俵の上でご満悦 右は外法(げほう)と梯子にのった大黒様です 外法の頭を剃っています 外法とは福禄寿(ふくろくじゅ)の異称 寿老人(じゅろうじん)とよく間違えられます 今回も反故紙(ほごし)に仏画 よく似合っていると思っています…

大津絵/雨宝童子と法蔵菩薩

左は雨宝童子(うほうどうじ) 天照大神や大日如来の化身と言われています 右は法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ) 阿弥陀如来の前身と言われています 用紙は反故紙(ほごし)です 知り合いのお坊様が再生されたのです 何故か仏画が似合うのです 不思議です

大津絵/千手観音

今年も7月5日です 主人の祥月命日が来ました 毎年おなじみの千手観音の投稿です 私はこの絵がとても気に入っています 依頼されて描いた作品ですから 写真で見られるだけです とても優しいお顔と立ち姿に心から癒され 主人との楽しい思い出に浸っています …

大津絵/大黒

疫病退散祈願に忙しいアマビエはご存じでしょう アマビエと共に大黒様が疫病退散に一役買っていると聞きました 大黒様は本来 破壊と戦闘の神様のようです 私は大黒様に対して穏やかな印象しかありませんでした 力強く疫病退散に向かっていただきたいと思いま…

大津絵/阿弥陀三尊来迎

大津絵教室 4月、5月が中止になりました ホッとしています 密接 密閉 密集は避けたいです まだまだ自粛です 頑張ります 阿弥陀如来、脇侍(わきじ)の観音菩薩と勢至(せいし)菩薩を描いています [道歌] 大津絵の弥陀も心のかけどころ かけどころこそ一大事な…

大津絵/塔

五重の塔ですが 仏舎利(ぶっしゃり)です 少し右に傾斜? お釈迦さまの遺骨がおさまっていると言われています 塔の屋根を見ると コウモリを想像してしまいます コロナウイルスの情報に影響されているのでしょうか 終息を願い………

大津絵/大日如来

酷暑の中 母の初盆を迎えます 母の為に「大日如来」の投稿です どのようにお祈りすればいいのかわかりませんが 仏画は私にとって癒しです 「大日如来」は仏様達の王様だと伺っています 安らかに

大津絵/阿弥陀如来

主人が亡くなり六年が経ち 命日の投稿です 七回忌を終え 穏やかな日々の中に居ます 主人に恥じない毎日が送れているでしょうか 自問自答しています