2019-01-01から1年間の記事一覧

大津絵/花持つ女

大晦日になりました この一年はやく過ぎた感があります 大津絵はなんとか続けていけました それだけです もう少し動きのある日常をと思っています 先ずは梅の花の咲く時期を楽しみにして日々すごしましょう 「花持つ女」は 梅の花の枝を持っています ちよっ…

大津絵/女虚無僧(おんなこむそう)

虚無僧と言えば禅宗の一波の普化宗の僧 頭をそらず肩に袈裟をかけて深編笠 尺八を吹いて諸国を回り修行する 女虚無僧となればまた違った印象を持ってしまいます 俗世からの逃避でしょうか 何を思うか……

大津絵/鬼の寒念佛

鬼の寒念佛の絵は種類が多いです その中でも髭が宙に浮いているのは珍しく面白いと思います 少し小降りの鬼になってしまいました 長い間書き続けられている絵を描くことは楽しいです

大津絵/鬼の寒念佛

先週 大津歴史博物館に展示したパネル張りの作品 2004年に描きあげた対の額の一方です 135✖35サイズ この時期は多書することに夢中になっていました このような状態にはご意見もおありでしょうが 気まぐれとお許しください

大津絵/いろはカルタ屏風(て~め)

今日毎年恒例の京都駅地下道のストリートギャラリイ展に展示してまいりました 会員それぞれの個展です みんながんばっています 12月15日15時までの展示です ご覧いただけますよう願っています 大津絵がお待ちしています

大津絵/鷲(わし)

久しぶりに色紙に描きました 本来の「鷲」の絵は縦長に描かれていたようです 色紙サイズには少し無理かもしれませんね でも 「鷲」の要素は表現しているつもりです 止まり木は松の木です 念のため

大津絵/瓢箪鯰(ひょうたんなまず)

元禄時代から伝わっている画と聞きました 猿の顔が人 それもおじいさん顔に似せて描いています 元々の絵が人物として描かれ それを真似したようですね [道歌] 瓢箪に似たる思案の猿知恵で いつ本心の鯰押さえん 以前より 地震封じのお守りとして活躍中………

大津絵/藤娘

久しぶりの藤娘 美人?に仕上がったでしょうか 藤の花ビラは相変わらず心地よく筆が動きました 着物の裾(すそ)がもう少し右側に伸びた方が良いようですと アドバイス有り でも 藤のお陰でなんとかまとまりました ホッ!

大津絵/鼠と小槌

来年の年賀状の為 創作された画です 小槌に乗り 酒を飲む鼠 のどかな雰囲気は 正月らしいですね 年賀状に採用するかどうかは 思案中 教えていただいた画 特に小槌に関しては筒状でしたが私は現状がお気に入りです

大津絵/長刀弁慶

七つ道具を携えて 勇ましい弁慶の姿です 鎌(かま) 刺股(さすまた) 熊手(くまで) 槌(つち) 鋸(のこぎり) 鉞(まさかり) そして 長刀(なぎなた) の七種類です 太刀や小太刀は七つ道具には入らないようです それにしても 戦うには重いでしょう 弁慶の力の凄さが…

大津絵/酒飲み猿

[道歌] 瓢箪に 腰うちかけて 酒のめば 尻もすわらず 足もすわらず 少し間延びしたお顔になりました 不安定な瓢箪に乗り酒を飲めば 酔いのまわりも早そうですね 私は下戸で お酒の楽しみ方がわかりません お酒の楽しみ方を知っている方は 幸せな時間を過ごし…

大津絵/鬼のうちわ二点

雷の太鼓釣り 雲の橋 太鼓のおちる ひよし哉 鬼の寒念佛 大津絵の 筆のはじめは 何佛 処暑も過ぎて 秋に向かっているのでしょうか? 線状降水帯が暴れています まだまだ蒸し暑いから うちわも必要ですね 涼しさをチョット感じてください うちわは 馬路村の木…

大津絵/大日如来

酷暑の中 母の初盆を迎えます 母の為に「大日如来」の投稿です どのようにお祈りすればいいのかわかりませんが 仏画は私にとって癒しです 「大日如来」は仏様達の王様だと伺っています 安らかに

大津絵/相撲(すもう)

「かわずがけ」という相撲技の図です この図のほかに 『外法と大黒の相撲』があり 同じ構図で存在します 正直どちらが勝者かわかりませんが どうも鼠色の力士が敗者のようです 暑い中の相撲 半端ないでしょうね

大津絵/雷の太鼓釣り

雷様が太鼓を落として 大慌てで釣り上げようとしています 滑稽で思わず笑みがこぼれます 久しぶりに思いっきり描くことができて 心地良い気分です でも雷はほどほどにしていただきたい 私苦手です 怖いのです

大津絵/阿弥陀如来

主人が亡くなり六年が経ち 命日の投稿です 七回忌を終え 穏やかな日々の中に居ます 主人に恥じない毎日が送れているでしょうか 自問自答しています

大津絵/太夫(たゆう)

「太夫」とは 能、狂言、浄瑠璃など いろいろな芸の上位にある者 あるいは 上位の遊女 とあります 遊女ですね 少しお年を召していらっしゃるようですが おくれ毛が色っぽいのです

大津絵/鬼三味線

このタイプの「鬼三味線」を教えてもらったのは初めてです それにしてもユニークな鬼です 思わず笑みがこぼれます 先日 パリで大津絵の展覧会があり そのポスターを飾った鬼なのです 海を渡り 大津絵の先頭に立ったと思えば 誇らしげにも見受けられます

大津絵/騎牛帰家(きぎゅうきか)

禅宗の「十牛図」のひとつ 四代目松山先生の創作です 私自身動物を描くことは苦手です だから「十牛図」は四苦八苦 それでも臆面もなく投稿いたしました 教室で描いている最中はいつも必死です 時間がすぐに過ぎてしまいます それが楽しいのです

大津絵/天神

神仏画として区分しています 菅原道真公です 学問の神様としてお馴染みですね 少し厳しいお顔ですが それなりにがんばりました 毎日 暑い日が続きます 脱水と紫外線に気を付けてお過ごしください

大津絵/瓢箪鯰(ひょうたんなまず)

[道歌] 瓢箪に似たる思案の猿知恵で いつ本心のなまずおさえむ [道歌] 道ならぬ物をほしがる山猿の こころがらとや淵にしずまん 人の心は捉えどころがないと言っているようでもあり 色々と考えさせられる絵です 鯰を瓢箪で押さえつけようとしていますが 瓢箪…

大津絵/矢の根

会員の作品展が始まります 大津絵松楓(しようふう)の会作品展です 会場 びわこ大津館 5月6日~12日 10:00~16:00 6日は13:00より 12日は14:00まで ささやかな作品展ですが 琵琶湖畔に旅されようとお思いの方は是非ご来場ください…

大津絵/天狗と象

[道歌] くらぶれば 長し短し むつかしや 我慢の鼻の おきどころなし 天狗は空想物 しかしながら 象に対しては 大津絵の中でも 写実的です 昔の絵師は 江戸への道中の本物を見たのだろうか 「天狗と象の鼻比べ」とも呼ばれている絵でもあります 違ったものを…

藤娘

久しぶりの藤娘 美人画です やはり目鼻立ちは気になります 落ち着いた雰囲気に仕上がったようです オレンジ色の藤の花ビラがもう少し大きく描けたらと思っています どんな画題でも 一時間半で二枚仕上げるのがいっぱいいっぱいなのです 家に帰って落ち着き描…

酒飲み奴

[道歌] 有りったけに 飲みあけたりし 身のなんぎ 一文奴 一文もなし 瓢箪にまたがり 思いっきり飲んでいます 心地よい気分でしょうね 飲酒の良さは 残念ながら下戸の私にはわかりません 少しくらいお酒をたしなんだ方がいいのでしょうね 左上の唐辛子は 壁に…

大津絵/鷹匠(たかじょう)

長い間 「たかしょう」と思っていました 正式には 「たかじょう」なのです 現代の鷹匠さんたちには とても失礼いたしました お許しください そして 素手で鷹をささえることもないでしょうね ツッコミどころ満載ですね 大目に見ていただきたく思います

大津絵/鬼の寒念佛

今日は節分 鬼の慌ただしい一日がはじまっていることでしょう 今年の恵方は 東北東だと聞いています のり巻き丸かじりされますか? 先ずは 豆まきでしょう たくさん撒かないでおきましょう だって豆が香ばしくて美味しいから いただきたいのです

大津絵/萬歳(まんざい)

あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします 「萬歳」正月に えぼし姿で家々を回って祝いの歌をうたったり踊ったりする芸人 少々お疲れ気味でしょうか 鼓の方 がんばっていただきたいです 門付けご苦労様です