2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/寄せ絵額装完成

待ちに待った額装が完成しました 依頼者の方にお渡しする時が楽しみです 喜んでいただけると思ってます アクリル額 枠なしで四隅はビス留めです 65×33cmの為 中央上下に(アクリルの浮き防止)留め金具をつけてもらいました 枠はオフホワイトの布でくるん…

大津絵/はがき15枚

はがき15枚をレイアウト コラボ展の作品のひとつでした 左上より 雷と奴・鍾馗・大黒・奴・鬼と柊・狐と馬 左中より 傘さし美人・勝軍地蔵・山伏 左下より 鬼三味線・提灯と釣鐘・天狗と象・鬼の行水・猫と鼠の酒盛り・牛若丸と天狗 詰め込みすぎと思われ…

大津絵/藤娘・3図

短冊つながりで 3図投稿 20年以上前の作品です 左の藤娘の眼差しが幼く落ち着きが無いように思います 真ん中と右の藤娘は デカイ顔はさておき 色っぽい 同じ時に描いているのに・・・ まなざしの得手不得手があったことが 容易に見てとれます 大津絵を描…

大津絵/野郎

短冊に描く時 どこまで描くかを考えることがはじまりです 逆さの持った菖蒲の葉が青々としている そして脇差のなんと長いこと 今更ながらの大胆な髷 以前投稿の「野郎」同様 精一杯のドヤ顔です 男性の美に対する心意気 昔も今も恐れ入ります また全身図にト…

大津絵/花売り娘

20年程前の作品です この軸は不運にも人の目に触れることも無く 今に至ります でも私にとって 文字入れまで自分でやり遂げた一番目の作品です 【道歌】道ひろきおしへにまどう心から まよひのはなにまよひこそすれ 意味はぼんやり そしてまたもや管理力が…

大津絵/矢の根・2図

『大津絵ざんまい』の屏風より・・・ 矢羽を整えているのでしょうか 一番多く描いていると思います 落ち着きがあるポーズが好みです これも『大津絵ざんまい』の屏風より・・・「増賀」の左にたまたま全身図あり やじりを研いでいる様子です 今日は描くこと…

大津絵/矢の根

今日は前回投稿の全体図です 私にしては 小振りな絵になってしまいました 「矢の根」つまり「やじり」を研いでいる図です 何事も用意・準備は怠り無く 武士の心得 この暑さの中 外出していました 乗り継ぎはありましたが電車もいいものです 往復5時間あまり…

大津絵/矢の根

「矢の根」の図(部分) 私の中では3番目の図です(3種類しか知りません) 昔から伝えられている大津絵を基本に描き続けています 私にとって伝えられているものだけで 種類は充分です 充分と言うより まだまだ描ききれていませんから・・・ これからは好き嫌いな…

大津絵/鬼の寒念佛・2図

12年前(展覧会・鬼展)の思い出の絵を見つけました 残りもの? やっぱり「鬼の寒念佛」は私のほっこり出来る絵です(出来上がりはさておき) 五輪とか五大と言われる 地・水・火・風・空 鬼5種類を勝手に名付けました 30枚余り描いたでしょうか 楽しかった…

大津絵/若衆

中性的な風貌 お顔を白くして 男性として精一杯お洒落をしています 刀に手をゆだねた立ち姿 ポーズとしてはかっこいい 着物は今の季節には厚い 夏の姿を見てみたいです 月代(さかやき)が 剃り立てのように青すぎたようです 着物の薄墨の色を用いればもっと…

大津絵/野郎

野郎歌舞伎に欠かせない女形 技芸に生きる男の覚悟はすばらしい 女性への観察眼はいまでも歌舞伎の世界に受け継がれている 以前 私は一度だけ歌舞伎というものを見物いたしました 新春歌舞伎? 新之助さまの「外郎売」からはじまった舞台でした その中で 女…

大津絵/藤若衆

今日は七夕ですね 美人をお見せできればとは思いましたが 藤娘に負けじと頑張る若衆はいかがでしょう かぶき者の女装にも 美人にはないなまめかしさがあります 男性でも女性でも 藤が描ければ私は満足 美しいものは美しいのです

大津絵/狐と馬

2012−6−17投稿「狐と馬」の 四つめの図です(私の知る限りですが) 以前 いつ描いたかも覚えていません 特にこの馬は苦手です と言って 一枚しか描かず無謀に投稿いたしております じとじと梅雨が明ければ 気分も晴れて またこの絵にトライするつもりで…

大津絵/鷹匠

梅雨だからと言うものの・・・今朝の雨は強い 鷹狩りに思いをはせる気分でもないですが 気持ちだけでも晴れていたい 災害が増えませんように 暗い空を見上げて祈ってます パソコンもサッサと投稿して節電 節電

大津絵/鬼の行水

今日から七月 もう?やっと?半年が過ぎました 年をとると共に 月日が経つのが早く感じます そしてフッと落語(違っていたらごめんなさい)のオチを思い出しました 月と日と雷が旅をしていて ある朝 雷を残し月と日が旅立ってしまってました 残された雷の一言…