2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/狐女

『さ』 三味線を 抱え 狐は 美女に化け 三味線の読み方は 「しゃみせん」は勿論ですが 「さみせん」とも読めるのです いろはカルタに挑戦しながら 気づいたことです 遅いですね( ..)φメモメモ それにしても 女=狐 と見られているのですね(/ω\) 夏の草の勢…

大津絵/雨宝童子

『あ』 天が下 雨宝童子の 降り立ちて 天が下は 「あまがした」 か 「あまがもと」 か 作者に聞かねばと思いつつ 私個人としては 「あまがもと」が 気に入ってます 雨宝童子(うほうどうじ)は天照大神が日向(ひゅうが)に下向された時の御姿とも 大日如来の化…

大津絵/鷹匠

『て』 手に据(す)えし 鷹は 若衆に よくなつき <鷹匠> を たかじょう と読むこと 近年覚えました <鷹匠> の図は複数ありますが 穏やかなお顔ばかりです だから 描くこちらも穏やかな心地になります 若衆らしく りりしいお顔のほうが ふさわしいのでしょ…

大津絵/福は外

『え』 笑顔でも 心の鬼が 福を追い 擬人化された鬼 典型的な大津絵の世界だと思います 心の鬼とは……"(-""-)" 考えさせられる言葉です かる〜く言えば あるある です 気付かぬ内に 福を追っているのでしょうね

大津絵/鬼の寒念佛

『こ』 極楽を 願う衣の 下の鬼 多くの種類がある <鬼の寒念佛> 以前にも書きましたが 一番のお気に入り 他と違う所は 鬼の顔の向きです 大津歴史博物館に古大津絵として現存 その軸を見た時 同紙面に書かれている道歌の字体に特に魅せられました 十数年前…