2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/鬼の寒念仏

爽やかな色使いで洋館を描かれる画家さんと いろんな話をしました お別れの前日 ありがとうの気持ちを込めて描きもらっていただきました 今あの方はどうしていらっしゃるのだろうか・・・と 少しの間 思い出に浸ります 楽しい出会いでした 鬼も凄くリラック…

大津絵/炎の鬼

内なる情熱をもち 静かに歩む鬼達 そのような日々を送っている友人への作品です 私もこの鬼達のなかまに入り 静かな情熱を持ち続けたいものです いつの間にか 大津絵の中で は私にとって特別な図になりました

大津絵/瓢箪鯰(ひょうたんなまず)

【憎らしい人の心も鯰かな】 【瓢箪に似たる思案の猿知恵で いつ本心の鯰おさえむ】 鯰を瓢箪で捕まえようとしている 猿知恵の愚かさを諷したものです 猿が人間の姿に見えてしまうのは私だけ?

大津絵/法蔵菩薩

法蔵菩薩は阿弥陀如来の修行時代のお姿 今日は彼岸の中日(彼岸の七日間のまん中の日・秋分の日) お寺では彼岸会(ひがんえ) お墓も花と線香の香り ご先祖様に手を合わせておられる人々 どうかその方達の無事を見守っていただきますよう

大津絵/鍋冠(なべかんむり)

「日本三奇祭」のひとつ 米原・筑摩神社・5月3日の『鍋冠祭』 その姿を絵にしたのだろうか 1200年の伝統がある祭なのです 狩衣姿の少女8人が黒い張子の鍋を冠って お旅所から神社まで歩きます 今日も台風15号が暴れている 12号災害の傷も癒えぬ紀…

大津絵/幻想の鬼

2005年1月・個展でのお迎え第1号作品 この絵は額(20cm×20cm)を手に入れたからこそイメージできた鬼達 かわいらしく仕上がったと自己満足 この鬼のモチーフは場所を選ばない鬼達です 鬼を描くたびに癒されている私です

大津絵/藤娘

大津絵を習い始めて一番というほどてこずった画題です 顔の目鼻立ちはもちろんですが 品をつくることなく 爽やかな立ち姿の藤娘 特に着物の袖や裾の流れ方 何枚描いても思いと違う絵になっていた あの時は何にこだわっていたのでしょうか・・・今も不可解(笑…

大津絵/創作

2005年1月の個展にメインとして出展 「無量寿」の意味をお坊様に教えていただいてから この作品へと繋がりました 台風からの土砂くずれで たくさんのいのちがうしなわれている 私には忘れることなく祈ることしかできない 合掌

大津絵/鬼と仏/板画(部分)

鬼の寒念仏と十三仏のコラボ 今宵は十六夜(いざよい) 鬼も仏様もお月さまを仰ぎ見るのでしょうね 十五夜お月さまと陸前高田の一本松の美しい写真が朝刊にありました 昨夜私が見たお月さまと同じなのに 写真の中には優しさと力強さが見えました 私だけ? たて…

大津絵/寄せ絵<菩提>

20年程前に3日で書き上げた作品 後の屏風絵に繋がる寄せ絵です 寄せ絵自体周りに認知されていなかった時 書き上げた満足感 今も覚えています 2004年の個展の片隅にとして出展しました 3・11から6ヶ月 台風12号の爪あと 9・11から10年・・…

大津絵/寿老人・槍持ち奴/短冊画

【寿老人 小鹿の年も 暮れにけり】【やり持ちの なほふり立つる 時雨哉】 墨色と胡粉のみの画です 墨色でさえ2〜3種類の濃淡を使います このような画は 色に溢れたいつもの大津絵と見比べると ひとやすみ感があります しかし ひとやすみさえ出来ない人達が…

大津絵/初個展

イメージ画題「祈り」 3・11への祈りの中 台風12・13号の残したつめあと 今も危険の中にいる人々 何処にも存在する想定外という言葉 こんな不安を日々に感じたこと 今迄あったろうか それでも何も行動を起こしていない現実の私 災害地の人に顔向けで…

大津絵/初個展

イメージ画題「発心」 【発心・ほっしん】とは 1. 思い立つこと 2.仏教で 仏のさとりを得ようとする心を 起こす事(発菩提心) 3.出家すること 《辞典より》 というものの 唯単に思い立っただけでしたが この企画を描きあげるまでの支えでした 『思い立った…

大津絵/初個展

イメージ画題「雷さまのなりわい」 なりわい(生業)とは 生活の為の職業 家業の意 画面をみれば やはり人間の世界が重なって見えてしまう 私だけ? 【雲の橋 たいこのおちる ひよしかな】 台風がゆっくりなので 暴風雨 洪水 竜巻 高潮・高波 土砂崩れ・・・ …

大津絵/初個展

イメージ画題「猿ざんまい」 【猿】【憎らしい人の心も鯰かな】 【瓢箪に乗りて酒のむ猿知恵は 尻もすわらず足もすわらず】 台風12号 中心が関西を目指している 長時間の暴風雨に耐えなければならない 今更ながら 祈るしかない 被災地の人々は 3月からず…