2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/鶏

『を』 雄鶏は 太鼓の 上で 時を告げ [道歌] 鳥さえも 其時どきを 知るものを 時に従え 身の程を知れ 道歌には 厳しいものが感じられます 時、自然に従わずに生活している自分 何でしょう 欲なのでしょうか 自戒という言葉がよぎります 自然に従って生きるこ…

大津絵/鬼の行水

『る』 留守の間に 据(す)え風呂 鬼に 乗っ取られ 今朝も冷えました 季節感がまるでない投稿ですが お気に入りの絵の一つ 鬼もお風呂に入るときは 虎のパンツを雲に掛けるのです 律儀な景色ですね 鬼の体毛を描く時が心地よし( *´艸`) 1月から今日まで初め…

大津絵/瓢箪鯰

『ぬ』 ぬらりくらり 人の 心は 抑えかね 人の心なんて 抑えられるはずもありません 自分の心さえ抑えるのも大変なのにね 我儘な主婦をしておりました 今更 反省ばかりです 反省しても 気ままな心は 根こそぎなくなりません それこそ抑えることに苦戦中 近頃…

大津絵/藤娘

『り』良縁が ほほ笑みかける 藤娘 今思うと 主人と出会えたこと つくづく良縁だったと実感しています 今日は 主人が入会していた「老人クラブ」にて 去年亡くなった方々の追悼式でした 私も「老人クラブ」に入る歳ですが もう少しもう少しと延ばしています …

大津絵/提灯と釣鐘

『ち』 提灯が 鐘より 重いは 猿の知恵 [道歌] 釣鐘の 重きはかろく 提灯のかるきは重く なすは猿知恵 身を思う 思いは重く 主親はかろくなるは 人の姿よ 主親とは 昔なら仕える主人 今なら当然育ててもらった両親となるでしょうか 歳と共に 親への感謝を忘…

大津絵/猫と鼠の酒盛り

『と』 唐辛子 次は 我が身と つゆ知らず [道歌] だまされて またその上に精出して 踊りて舞ふてそして捕らるる どんなことでも 他人事と思わずに 自分に置き換えて考えてみるのもひとつ 考えることをしなくなっている自分があります

大津絵/鬼の寒念佛と梅に鶯

今日は特別に思いが強くなる3月11日 思うだけでの3年間でした でも 今朝 雪の積もった木々の中から 鶯のほぼととのった鳴き声が聞けました 私にとって 今年初めて それだけでほっこり幸せ気分 今 ji ma ma の『大丈夫』を聞きました これも幸せ気分でし…

大津絵/長刀<なぎなた>弁慶

『へ』 弁慶の 衣川(ころもがわ)での 立往生(たちおうじょう) 滋賀県大津市に衣川(きぬがわ)という地名があります 琵琶湖対岸に位置しますが どちらも「ころもがわ」と思っていました 「きぬがわ」といえば「鬼怒川」を思います ややこしや ややこしや( ..)φ…

大津絵/馬にのる狐

『ほ』 ほいほいと 狐は 馬に 身を任せ 馬にのる狐の絵は他にもありますが この絵の馬がマリオネットの様で笑顔になります だから大好き でも描きづらい (;^ω^) 風刺画なのですが ありえない状態を表していると聞いています でも 未だに理解できていません …

大津絵/恵比寿

『に』にっこりと 鯛つりあげて 恵比須顔(えびすがお) [投稿のカルタの句は所属している会で20年前に作り上げたものです それを使用させていただいていますが 複数ある絵は好みです] 明日はひな祭り 鯛が食卓に出るお宅もあるでしょうね 私は ひなあられを…