2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/瓢箪鯰(ひょうたんなまず)

何度も出てくる画題ですが その時の体調や気持ち次第で 絵の雰囲気が変わるように思えます 猿知恵の愚かさを表しているのです 大津絵によく出てくる猿ですが 猿=人間でしょうか しみじみと考えさせられるのです この絵のサルは特におじいさんの顔らしく描い…

大津絵/瓢箪から駒・いろはカルタ『め』

瓢箪から駒が出る を略して 瓢箪から駒 としばしば用いられる 瓢箪のような大きさから 駒(馬)のように大きなものが出る ありえないことのたとえ 冗談で言ったことが実現してしまうこと 驚きの状態です [道歌] 打ちあけて みれば大きな駒が出た 後は軽うて も…

大津絵/一休と地獄太夫・いろはカルタ『ゆ』

禅僧一休と遊女地獄太夫が歌を詠み交わした時の様子です お互いの着物を交換して ほろ酔い気分の場面です

大津絵/金太郎・いろはカルタ『き』

金時(きんとき)とは 源頼光の四天王の一人坂田金時のこと 幼名は金太郎 昔話や童話に出てくる一場面は 熊と相撲をとるほど仲良しなのです いつ見ても元気が出る絵だと思います