2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
中国の神 疫病神(やくびょうがみ)を追い払い 魔を除(のぞ)く神 5月活動の鍾馗様 この鋭いにらみを一年中効かせてもらえないだろうか 消防殉職者慰霊祭に出席された両陛下 写真・映像で拝見 深い悲しみに寄り添われるお二人の姿に涙ぐんでいます 終わりの無…
大津絵の仲間と展示 京都駅(ポルタ街東)地下通路 両サイドの壁面ウインドウにて お店のCMディスプレーもありますが 20数区画をお借りして個々に展示します 10年来 12月の2週間(今年は4〜18日)飾らせてもらっています 投稿写真は5年前のものです…
彦根城築城400年祭 高宮蝸牛会ひこにゃんテント展(2007・6・1〜30) 第2回目のテント展に参加させてもらいました 縦1.5m×横4m テント地 「狐と馬」にひこにゃんを乗せた図と位置は即決まり コンセプトは大名行列> アクリル絵の具使用ははじ…
今日の天気は 寒気 強風雨 積乱雲 そして雷との予報は夏用画題と思ってますが あえて投稿しましたとも言われています 行水といわず肩まで浸かってごゆっくり 「冬の稲妻」の歌は大好きだけど 四季は穏やかに移っていってほしいものです
寒い日が幕を開けました 一日中寒さで体がちぢこまっています 飲めや唄えのドンチャン騒ぎ なんかあこがれますね 日々のストレス発散でしょうか 飲まない者には分からない心地なのでしょう 「浮かれ遊ぶ時は誰も鬼の手にあることを忘れている」・・・大津絵…
前回に続き 作業所の手漉き和紙を用い 同時期に描いた作品 2001年・施設内の通路展示で個展 すべて額装にしました 和紙の風合いを気に入ってくださる方も居て 嬉しかったこと覚えています そして楽しく描いていたことも 相変わらず顔デカイですね(笑)
初期から変わらず描き伝えられている図の一つです 今回は紙について一言 この紙は 若竹作業所の方達が漉いてくださる楮(こうぞ)和紙です 12年程前に偶然出会えた紙 素朴な風合い 色目 ひと目で気に入りました 水分の扱いには少してこずりましたが 私のちょ…
5体の藤娘(2011・10・11投稿) 2番目の藤娘 全体の仕上がり図は正方形に納まります 縦長が常の藤娘の中で珍しい図 3番目の藤娘 古くから伝えられている図 一番多く描かれていると思います 5番目の藤娘 大津絵を習い始めるとまずはこの図から・・…
唐辛子は酒飲み奴のアイテム 大酒飲みの奴を見て呆れ顔?心配顔?の二人 鍾馗と鷹匠の気遣いもなんのそののマイペース ある面羨ましくもある 酒は百薬の長と言われていますが ほどほどにと願います 色紙額が続きましたから ここらでちょっと一休みの投稿でし…
【道歌】くらぶれば長し短しむつかしや 我慢の鼻のおきどころなし 前回より天狗つながりの投稿 秀吉や吉宗の時代 日本に象が到来している 京都(天皇に拝謁)には必ず立ち寄っている 象の行列を見かけた鞍馬の天狗がに挑み飛んでいけばと大津絵師は想像したの…
鞍馬山に住む天狗との物語は御伽草子でよく知られています 寺にあずけられた幼き牛若丸 夜な夜な天狗に武芸を習ったと伝えられています 鞍馬の火祭りも終わり 今頃山は紅葉真っ盛りでしょう 豊田市小原地区では満開の桜(春と秋に咲く四季桜)が紅葉にアクセン…
【道歌】 美しききざみ煙草の色も香も いきひきとれば灰とこそなれ またもや煙草の値上げ云々 主人も含め喫煙家にとって辛いこと 家族としては禁煙を望みたいのですが 嗜好品には口出しできませんよね 図のように 優雅に煙草をくゆらす時代は遠い日のこと
【道歌】世の中の虎狼(とらおおかみ)は何ならん 人の口こそなほ勝りけれ 前回の「竹に虎」図(2011・7・25投稿)には この道歌が入っています 描く画面によって同じ図でも 雰囲気が違って仕上がります そんな所が 大津絵を飽きない私の理由のひとつです…
前回の藤若衆に気持ちが押されて 元祖「藤娘」を投稿 格子柄の藤娘は元禄の頃からある図柄です 着物の華やかさ 藤のしなやかさ 永遠に美しい立ち姿です 後年踊りにも現れ 多くの人に喜ばれ引き継がれた画題なのです
藤娘と思いきや 腰の脇差が見えている 藤をかたげたかぶき者の若衆です 美しさや色っぽさで藤娘と競っているようです 私は藤を描く時のリズム感が大好きです