若衆
「鷹匠」の読み方を長い間 『たかしょう』と言っていました 勉強不足この上なく恥ずかしい限りです そしてこの絵の先生よりのアドバイスが肩幅をも少しタイトにということでした 江戸前期の絵は細身で後期になるにつれてふくよかになっていくのです 自己評価…
この絵は古くから伝わる大津絵の一つです 今まで教えていただくチャンスはあったのですが欠席したりして今回が初見でした 見るからにてこずりそうな絵だと感じていました そして画題名を確かめることもなく女性だと思っていたのも事実です 遅まきながら「野…
昨日も大津絵教室がありました 一週間ごとに4回続けてです ひと月2回に慣れていたから 私にとっては頑張りどころでした 次は40日後です 「見返り美人」「鷹と富士と茄子」「女虚無僧」「矢の根」なんか夢中になれて楽しかったです こんな関わり方は初め…
私の描いてきた大津絵は全部と言っていいほど 四代目松山先生を通して教えていただいた絵です 先生が伝承された絵 古大津絵を再現された絵 創作の絵等 200種類以上 古大津絵の中に これはもしかして同じ大津絵師の絵かな と思えるものがあります 自己判断…
奇をてらう とは わざと変わった事をして他人の注意をひきつけようとすること 白塗りの顔をした姿は 傾奇者(歌舞伎者)の如く 充分人の気をひきます 今なら ビジュアル系ですね 美しいものは美しい……
私は長らく「鷹匠」を タカショウ と言っていましたが 正しくは タカジョウ なのです お恥ずかしいかぎりm(__)m 実演画のひとつにこの絵を選んだ理由は覚えていませんが 今考えると微妙に難しい絵だと思えます 何れにしても当時の気力はMAXだったのかもしれ…
私は長い間「たかしょう」と思っていました 「たかじょう」なのですね 大変失礼いたしました 大津絵十種にも入っている人気のある図です 今回も二枚仕上げるのが必死でした 手数が多いこともあり先生の手順を追っかけることに集中しました 疲れました でも心…
またも二十数年前の箱入りの絵です 一時期この「若衆」にはまっていたことを思い出しました 太刀を持つ手 房をつまむ手 袂(たもと)の柄 魅力的な要素が沢山ありました この時は夢中だったのです もし今描くとしたらこの絵には及ばないでしょうね 若さと根気…
あけましておめでとうございます 本年も相変わらずのひっそりブログですが どうかよろしくお願いいたします 皆様にとっても 明るく優しい2020年でありますように
またもや苦手な草体の絵です 筆の勢いがとても大切です 草体こそバランスが必要だと思っています いつもより太い筆で墨書きしました 練習しなくちゃね 展示会用に一作品仕上げるつもりでいますが どの絵にしようか考え中です
江戸の傾奇者(かぶきもの) 桜の時期の青々とした菖蒲の葉束を持ち 髷もこの上もないほど高く大きく結い 美しさを誇示しての立ち振る舞い ここまで行けば 誰も真似できない格好良さ 超ぬきんでています 本人の思いどおり 目立っていますよ カッコイイですよ(^…
旧竹林院での展示会場です 11月9日まで展示中 教室仲間の作品と 先生の作品も3点出品 写真は会場当番の時 来場者の方に説明している仲間の姿がとても素敵でパチリ その方の大津絵を描くことや知識に 感心させられました やはり勉強不足の私です 私の出品…
『京』 京の橋 擬宝珠(ぎぼし)に 舞うは 美少年 4曲8面のいろはカルタ屏風も最後の一枚になりました お付き合いお疲れさまでした あいうえお は 46文字(「ん」を含む)いろは は あいうえお46文字 +「ゐ」+「ゑ」=48文字 ♪いろはにおえど ちりぬる…
「鬼の行水」です 会の展示用の割り当て分の色紙3枚の1枚目 何を描くか自由 は いいのですが あまりかぶらないようにと四苦八苦 画題は 割り当ててもらえると 楽なのですが 「鷹匠」 2枚目です 「鬼の行水」や「鷹匠」そして 次の絵も絵柄は数種あります …
昨日教室に行きました というより 行けました 空模様も怪しく それでいてピンポイントの強い日差し 娘の送迎付きの贅沢な出席です 「傘持ち野郎」初挑戦です 何度かチャンスはあったのに 何故か今回でした この絵に対しては 描く前から苦手意識を持っていま…
『て』 手に据(す)えし 鷹は 若衆に よくなつき <鷹匠> を たかじょう と読むこと 近年覚えました <鷹匠> の図は複数ありますが 穏やかなお顔ばかりです だから 描くこちらも穏やかな心地になります 若衆らしく りりしいお顔のほうが ふさわしいのでしょ…
『ま』 町奴 肩を いからせ 不幸者 この句には いささか異議あり 町奴の印象がよくありません 威張っている姿で 自分を守っていたのでしょうから この町奴は 可愛く描きすぎました も少しりりしくすれば良かったのです 反省しております('◇')ゞ
『う』 うたた寝の 五郎 駆け出す 矢の根かな 矢の根とは やじりのこと 図としては やじりを整えている姿だろうか 曽我の五郎とて うたた寝することもあるのだろうと想像した句です 声をかけられ 慌てて馳せ参じている光景が浮かびます 春も過ぎたのに 私は…
『わ』 若い衆は 今も 昔も 奇をてらい 奇をてらい とは 奇を衒(てら)い と書くこと 意味は わざと普通と違っていることをして 人の注意を引こうとするとありました この句に出会わなければ 趣のある言葉をスルーしてしまっていたでしょう 句を創作する時の…
思い出したようにギャラリーを再開いたします この様に組み合わせることに理解をしていただけるとは思えませんが…… なにせ楽しいのです それに免じてサラッとスルーをお願いいたします この額装のポイント①軸装風の額 ②藤の花の伸びやかさ 毛氈のしわが目立…
半年経ってやっと 主人がお世話になっていた病棟に伺うことができました 看護師長、看護師さんたちとお話ができて お礼 感謝でいっぱいでした それ以上に 私の心の穴埋めをしていただきました 我儘でしたが本当の目的だったようです 涙があふれ心が軽くなり…
パネルになれなかった<藤若衆>を見つけました 紙の大きさは100×70cm きっと首の長さが気になったのでしょう 6枚中の1枚残っていたのを見っけ(*'▽') 投稿します 一週間の体調不良でブログ更新がおろそかになりました ヤル気を出します この写真は…
今日 ひと月ぶりに教室がありました 天候のせいもあるのでしょうか 行きは少し憂鬱でしたが 描き始めると時間も忘れ 楽しめました(*^^)v 鷹匠<たかじょう>です 好きな図だったこともあって 3枚は楽勝? 先生の図と比べると とんでもなく太っちょですが 私…
旅の季節ですね ゆっくりと出かけてみたくなる今日この頃 やっぱり温泉でしょう いつかいつかと思いつつ いつになることでしょう 光・影・梅・竹の文字 季節は今 今なのですね 旅姿若衆を見ると 私は実家の祭り行列を思い浮かべます 毛槍をふる奴を先頭に・…
正月も半分終わり 日常に戻らないといけないと思いつつ 今朝からダラダラと・・・ 藤若衆の美しさを見て 口角を上げて笑顔笑顔 つくり笑顔でも少し元気が出てきたようです(本当ですよ) それにしても今年の書初めがまだです 一月中に描けますように心がけまし…
あまりにも上に盛り上がった髷 髷の種類に「野郎髷」はありました でも図のような髷は見つけられませんでした(現実的に不可能な状態ですよね) 大津絵の特徴でもある 面白いところを誇張して描く・・・でしょうか 今日は嵐の中の成人式 近頃の成人式は穏やか…
今朝のテレビで 18歳・女子高生の鷹匠が放送されていました そして「鷹匠」が <たかしょう> じゃなくて <たかじょう>が正しい読み方だと 今更ながら 認識しました 描くことに夢中で 明らかに勉強不足です これからの目標は大津絵の知識も丁寧に勉強し…
フィギュアスケートを見て 特に印象に残ったことがありました 羽生結弦君のショートプログラム(SP) 歌舞伎の「暫く」を思い起こさせる場面 腰を落とし 伸ばした長い左足の踵でのスケーティング 美しく感激の瞬間でした 95.32点 世界歴代最高点 次の日 …
【芭蕉の俳句】大津絵の筆のはじめは何佛(なにぼとけ) 大津絵師が正月の仕事はじめに何の佛様を描くのだろうか・・・ もともと佛画師からなる大津絵師 芭蕉が旅の途中見かけた大津絵 多くは佛画だったでしょうか そんな大津絵 同じ雰囲気を味わえている今 私…
「野郎」が再度登場 なにせベストカット(自己流) ハガキにして残暑見舞いにてばらまきたいです 近頃 大津絵の図柄の好みが変化 というより好きな図柄が増えてきました どれもいとおしく 完成の良し悪しはともかく なんでも挑戦したい気分です 大津絵をみる角…