2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大津絵/竹に虎

この図の特徴は竹の描き方だと思います 初めのころは笹の葉一枚一枚だと思い描いていました でも違っていたのです この笹は塊として書き表すと教えられ そのように努力しましたが筆遣いが難しい 先生のように笹を塊ととらえ しなやかに表現できているのだろ…

大津絵/雨宝童子

最古級の大津絵『雨宝童子』の可能性がある作品が発見 と発表された今朝の新聞 5月14日から大津市歴史博物館で展示されると・・・・早く見たいです(^^♪

旅姿若衆

旅の季節ですね ゆっくりと出かけてみたくなる今日この頃 やっぱり温泉でしょう いつかいつかと思いつつ いつになることでしょう 光・影・梅・竹の文字 季節は今 今なのですね 旅姿若衆を見ると 私は実家の祭り行列を思い浮かべます 毛槍をふる奴を先頭に・…

大津絵/瓢箪から駒

ひと月大津絵教室をお休みしました いつもながらの必死の筆致で時間は速く過ぎました ちょっとお疲れ この図での墨筆はいつもの筆より太く硬い筆 六号鼬(いたち)毛を使いました 瓢箪の動きもありで 飛び出す駒を元気よく描きたかった・・・ [道歌] 打ちあけ…

大津絵/山伏

山伏の目が気になって仕方ない なぜ白目なのだろうと考えてしまっています しかしながら これが黒目だったら・・・俗世の人と何も変わらない 修行という言葉が薄れてしまいそう いろいろ思っている内に 私が好んで黒目にしない仏画を思い出しました 下の『大…

大津絵/天狗と牛若丸

前回に続き 天狗の登場です こちらは若き牛若丸(後の義経)の指南役と言われている天狗殿 時にはお遊びの相手もしていたであろうと・・・ 大津絵師の凄い想像力です 牛若丸は歴史上の人物 天狗と思われた人物?はさて誰だったのか謎です この天狗殿の鼻 どれ…

大津絵/天狗と象

将軍吉宗の要請により中国の商人がベトナムから象を連れてきた 長崎から京都へ(天皇に拝謁) 東海道を下って江戸への行列 象ブームだったのです 京都鞍馬の天狗 鼻の長さでは負けるものかと 鼻比べに飛んできたとしたら・・・と 大津絵師は思いついたのでしょ…

大津絵/鬼三味線

3月8日投稿の訂正画 三味線の糸巻3本抜けておりました 恥ずかしながら気づくのが遅い これでやっと 宴席の調子も盛り上がるでしょう 三味線に関心がおありの方も 大津絵をご存知の方も 申し訳ありません 自己満足の世界に浸っておりますもので・・・・ 投…