大津絵/鍾馗(しょうき)

5月の節句にふさわしい絵です 

鍾馗』は神様であり 信仰の対象 そして魔除け 守り神として浸透していたのですね

恥ずかしながら「神様」との認識を今更ながらですが確認いたしました

武者のイメージが強かったようです

上に伸びた髭は難関でしたが 衣装の薄墨は合格でした(^^)v

大津絵/牛若丸と天狗

「牛若丸と天狗」とくれば 鞍馬の天狗に育てられた牛若丸ですね

牛若丸(義経)を強くしたのは 鞍馬の地でしょうか

絵としては牛若丸の顔が丸くて 面長の顔立ちが理想で あと天狗の鼻がもう少し細いとGOODなのです

四代目松山氏はこの絵に『雨洗風磨』と禅からの言葉を添えておられます

興味のある方は調べていただきたいと思いますm(__)m

大津絵/一寸法師

この絵は 四代目松山創作画です

五月の節句の為の絵でしょうか

お手本の「一寸法師」は 名前の通り お椀にすっぽりと入っている状態なのに この絵の「一寸法師」は お椀からはみ出そうで 心配な状態です

のびのび気持ちよく描いてしまった結果 ツッコミどころ満載になっています

四代目松山創作画を描くときには困りごとがあります それは色の種類が多いこと 梅鉢絵具皿には七か所のくぼみしかありません 七種類の絵具が限度です(^^;)

大津絵/銭持ち奴

この絵に出会ったのは何年ぶりでしょう と思ってしまうほど本当に久しぶりの絵でした

奴が銭を持って自慢げな姿ですが 力自慢の戦利品?

「銭差し」という言葉を覚えました

そして「守銭奴・しゅせんど」という言葉に 「奴」 の文字が入っていることも気になりました

【道歌】銭金を使い果たすもたわけもの 食わずにためる人も馬鹿者

大津絵/釣鐘弁慶

三井寺の釣り鐘を比叡山に持ち帰ろうとする弁慶の図

弁慶といえば七つ道具を背にした勇ましい姿を想像していました

この弁慶は力自慢の荒法師姿です 若かりし頃の弁慶でしょうね!

【俳句】 弁慶が 悪さで時が 知れぬなり  

大津絵/鬼の寒念佛

35日ぶりに筆をとりました 心地よく描いたつもりでしたが気が付けば 顔がでかい というのと 顔が長い そして後ろに倒れそうです 

この鬼は初期の絵ですからお顔は小さいほうが良しとのこと

投稿をためらいましたが こんな時もあるあると思いました スルーしていただけると幸いですm(__)m