大津絵/天狗と象


将軍吉宗の要請により中国の商人がベトナムから象を連れてきた
長崎から京都へ(天皇に拝謁) 東海道を下って江戸への行列 象ブームだったのです
京都鞍馬の天狗 鼻の長さでは負けるものかと 鼻比べに飛んできたとしたら・・・と
大津絵師は思いついたのでしょう
同じものでもないのに比べることは現実では空しいです
でも 想像の世界では面白い 大津絵の自由さ 魅力です(*'▽')

[道歌]くらぶれば長し短しむつかしや 我慢の鼻のおきどころなし