大津絵/槍もち奴


【道歌】ふる人もふらせる人も人は人 心とり毛のすへでわかるる
下賤な槍もち奴の身分でありながら 大名の威をかりて威張って先頭を歩く 
当時の世相を風刺した典型的な一図かと思われる
現代にも通じる滑稽さが見えます  (たて40×よこ24cm)