大津絵/矢の根


『う』 うたた寝の 五郎 駆け出す 矢の根かな
矢の根とは やじりのこと 図としては やじりを整えている姿だろうか
曽我の五郎とて うたた寝することもあるのだろうと想像した句です
声をかけられ 慌てて馳せ参じている光景が浮かびます
春も過ぎたのに 私は今でも うつらうつらです(/ω\)