大津絵/増賀(ぞうが)・いろはカルタ『ひ』

この絵は先代先生の創作画です 

増賀は平安中期の天台宗の僧です 高い地位や名誉を捨て 仏教界を批判するようになったようです 身なりも奇怪で数多くの逸話を残しています

この絵は教室で習っていませんが 先生の図録を参考に描きました 私は干魚(ひうお=干鮭らしい)を腰に差している姿がとても気に入っています

飄々とした人 達観した思想をお持ちなのでしょうね