大津絵/勝軍(しょうぐん)地蔵


本来は愛宕権現(あたごごんげん) 俗称・勝軍地蔵とも呼ばれる
武勲や戦勝祈願の地蔵尊で 戦国の世 武士達に広く信仰されました
甲冑姿なのですが 光背(こうはい)で仏さまとわかります
上杉家重臣 直江兼続の兜前立てに「愛」の字 この「愛」は愛宕権現もしくは
愛染明王 または愛民の思想からきていると聞いてます