大津絵/釣鐘提灯・いろはカルタ『ち』

猿知恵とは何か 利口のようで間の抜けている考え・たくらみ  浅はかな知恵

やはり猿の姿は人間そのものなのです 

江戸の心学者が大津絵を用い 人々に道徳を問うていたと思われます 

それが [道歌] として残り 今に伝わっています

[道歌] 身をおもふ思いはおもく 主親(しゅおや)はかろくなりぬる人の姿よ

現代にも通じる思いです