大津絵/為朝(ためとも)

武者絵は久しぶりでした 

この絵は源為朝 平安時代末期にいたとされる強弓自慢のひとり もうひとりの強弓自慢は「矢の根」の曽我五郎 鎌倉時代初期にいたようです

源為朝と曽我五郎は出会えなかったのですね

「為朝」と「矢の根」は 大津絵十種にお互い入れ替わりながら入っています

『大津絵十種』

鬼の寒念仏、藤娘、雷の太鼓釣り、瓢箪鯰、座頭、外法と大黒の梯子剃り、槍持ち奴、鷹匠、弁慶、矢の根(為朝)

大津絵/ストリートギャラリー大津絵展

恒例のストリートギャラリー大津絵展が始まりました

JR京都駅地下通路・ヨドバシカメラビル地下道出入り口付近

五代目松山先生指導の会員それぞれの個展です

近くにお通りの際は是非ご覧になっていただけると嬉しいです

個性がいっぱいです お楽しみください

12月17日(日)14時までです<m(__)m>

大津絵/竹と昇龍

四代目松山創作画です

来年は辰(龍)年 大津絵で干支は全てそろいません

その中でも龍はあるのですが 龍が下降している絵なのです 上昇している龍をとの希望が多く四代目松山創作となったようです

今回の教室では 大きさの違う和紙に描きました

いつもの和紙は左側です 同時にちがう大きさを描くことは初体験でした

出来栄えはともかく 楽しかったです

右側の小さい和紙の龍は来年のカレンダー用でした

どちらの龍も同じような大きさになってしまいました 和紙を目一杯使って大きさに差が出るようにすればよかったと思いました

参考に 本来の「竹に龍」です

私はこちらの絵も気に入っています(^_-)-☆

大津絵/福は外

「福は外」の絵を見て 季節的にどうかなと一瞬思いましたが もう11月です

8日は立冬 『節分』を思い描ける時期に入っているのです 

「福は内 鬼は外」の常識をひっくり返した大津絵師は流石です

カテゴリーは当然 『鬼』ではなく『風刺画』に入れました

次に描く時は じっくりと時間をとり 空間に【道歌】を入れましょう

【道歌】我といふ心の鬼がつのりなば 何とて福が内にいるべき

大津絵/鬼の寒念仏

久しぶりの「鬼の寒念仏」 数種類ある「鬼の寒念仏」の中で とてもかわいいと思える絵です

どんぐり眼(まなこ)と顔の大きさが幼さを感じてしまいます

ひげが思わぬところに描かれていることで この絵に風を感じています

墨色をほめていただきました とてもうれしかった(^^)v

大津絵/鷹匠(たかじょう)

鷹匠」の読み方を長い間 『たかしょう』と言っていました

勉強不足この上なく恥ずかしい限りです

そしてこの絵の先生よりのアドバイスが肩幅をも少しタイトにということでした

江戸前期の絵は細身で後期になるにつれてふくよかになっていくのです

自己評価は足の動きが止まってしまっているのが残念なところです

鷹匠が動き出しそうな絵が望みでした ポイントは足の広がりでしょうか